元パティシエの僕が、“営業”になった理由。

大学卒業後、地元・岡山にある有名なケーキ屋でパティシエとして働いていました。ワッフルやバームクーヘンを毎日手作りし、製造と販売の両方を担当していました。やりがいもありましたが、特にクリスマスや年末年始はとても忙しく、体力的にもハードでした。
そんな中、結婚をきっかけに「家族との時間をもっと大切にできて、転勤のない仕事がしたい」と考えるようになりました。転職サイトで今の会社を見つけたとき、ライフラインに関わる安定した仕事であることに惹かれ、思い切って応募を決めました。
得意じゃないからこそ、真剣に向き合える
今はリフォームチームに所属し、お風呂や洗面台、キッチンなど“水回り”に特化したリフォームの営業を担当しています。朝のスケジュール確認を終えたらすぐに現場へ。以前にご依頼いただいたお客様へのアフターフォローや、新しいご相談の対応を、チームで役割分担しながら進めています。
正直、もともと人と接するのが得意なタイプではありません。でもだからこそ、「お客様の期待にきちんと応えられているか?」を常に自問しながら仕事に向き合っています。どうすればもっといい対応ができるのかを、日々考えながら取り組んでいます。
小さな信頼が、次の仕事につながっていく
リフォーム営業は、“待つ”のではなく、自分から動いて関係を築く仕事です。最初はそのスタイルに戸惑いもありましたが、小さな蛇口の部品交換がきっかけで、数ヶ月後に「今度はお風呂のリフォームもお願いしたい」と声をかけていただけたことがありました。そんな経験を通して、「信頼は一つひとつの積み重ねで築かれるものなんだ」と実感しています。
前職は女性の多い職場でしたが、今の職場は男性中心で、少し体育会的な雰囲気もあります。学生時代にバスケットボールをしていた自分には、それが逆に居心地が良いんです(笑)。
これから入社を考えている方には、「いきなり大きなことを目指す必要はない」と伝えたいですね。まずは、目の前のお客様にしっかり向き合うこと。経験を重ねる中で、自信は自然と育っていくと思います。
